ごまめのつぶやき

   山に棲むごまめの自然的生活
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山菜そろい踏み

庭やら畑やら、あれやこれやで,山の幸の春の定番「タラノ芽」には未だお目もじせず。
・・・と今日夫が午後遅くふらりと山に入った。
鎌状に曲げた鉄の用具をくくりつけた長い棒を持ったので「あっ!タラノ芽採り」とわかった。
いつもゴールデンウィーク中が旬になる。町場からの人が車でかけつけ採集するので、この時期には多分もう・・・・と思っていた。
が、15〜6本程の収穫。
コシアブラも一握り。
家族でいただくには充分な量。
きのう、キミちゃんからお裾分けで頂いたハリギリと、桂子さんから来たアク抜き済みのワラビ。今日の夕餉は山菜尽くしといこう!
好みにもよるが山菜の食べ方で一番美味しいのは、何と言ってもお浸しと思っている。
素材そのものの味が一番よくわかるから。
が今日のように、何種類か揃った時は全部お浸しというよりは変化をつけたい。

 タラノ芽、フキノトウの花、自家産シイタケの天ぷら盛合わせ。
 ハリギリの胡桃和え
 コシアブラのお浸し
 ワラビ汁

という献立になった。
少量ずつ気に入った器につんもり、と料亭風に気取って盛り付けるとなかなかおしゃれ。
「料理は器よねぇ〜」と言いながら見慣れた器でも余白を多く盛ると、よく見えるから不思議。
ゆっくりお酒と共にいただいた。
おかげ様で口福口福。
山の幸はほんの少し、一人分片手に乗るだけいただくのが礼儀とか。
どうかまた来年もこの恵みに会えますように・・・。
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春の、ある日のことでした。

一年のうちで、もっとも風景が変わっていくのが早いこの時期。
ようやく開いたと思ったオオヤマザクラが、
あっという間もなく散り、手前にある3日程遅れて咲いたカスミザクラとの
コラボレーションが2日と持たなかった。
房咲きで淡いピンクのカスミザクラは、私のお気に入りで、
隣に並んで一緒に成長してきたヤマナラシの木が、4年前、
病気にかかり伐り倒されてからは、樹勢が増して色も少し濃くなったようだ。
ペンション村とその周辺には何種類のサクラがあるのか。
咲く時期が違っていて次々と開いている。

きのうは村の総会があり、二次会は桜の下での宴会になった。
桜吹雪の舞う木の下にゴザを敷き、車座になり盛り上がっていたようだ。
私は宿泊のお客様があったので加わらず、
ハーブを摘みに庭に出た時に一声かけただけだったが、なかなか楽しそうな光景で好ましい。(羨ましい!)
途中から興に乗り、ギターやハーモニカなども混じって絶好調の様子。
こんな時は酔いの廻りがはやいもの。
案の定、夫はヘロヘロになって帰って来、そのままバタンキュー。

一年の区切りの総会の日は、夫曰く「年に一度のお祭り」だそう、
フム、お祭りだもの飲んで歌ってはいいけれど、お客様(=仕事)の時は
二次会は自重してもらいたいなと、私も唇の端っこがピクピクするが、
これは飲んでしまったもの勝ち。こうなったらもう速やかに寝て
いただいた方が全て◎。
というわけで、イケメンの青年二人のお客さまへの案内や給仕などを
にこやかに私一人で応対した。イッヒッヒッ。

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桜の下で木の芽摘み


満開の桜の根元から、その先がゆるい斜面になっていて
安全のために鉄製の柵が巡らしてあり、その柵にアケビの蔓がからみついている。
縦横にからんで、上へ上へと伸びていき、桜の下枝を捕え幹へからみつく。
桜の樹勢を阻んでしまうので毎年刈り取っている。
それでも負けずに繁殖する強いアケビ。
桜が開き始める時期と同じくアケビも芽を吹き、濃い紫色の花をつける。
柵にからんだ蔓から萌え出たこの芽をひとつひとつ摘み取る。
5cm足らずのものから、伸びたものでも10cmくらいのものまで。
桜を愛でにやってきた(?)ヒヨドリ5〜6羽のビーチクビーチクとにぎやかな声に耳を奪われつつ、無心に摘んだ。
20〜30分位だろうか、小さなポリ袋にいっぱい。
指先がアクで真っ黒になるが平気平気。
のどかな春のしあわせなひととき。

すぐ湯を沸かし、さっと湯掻く。
ゆで湯はアクで黒っぽい紫色になり、芽は鮮やかな緑色に茹であがる。
水にとり晒してからザルに取る。
さぁ、食べよ 食べよう!
削りがつおをたっぷりかけてお醤油をポタポタと。
気取らない素朴なこんな食べ方。
ホロ苦くて、コクのある旨味が後を引く。
子どもの頃から食べてきた春の苦味の中でも、ダントツに好きだった木の芽のお浸し。
今も変わらず大好き。

一般的に木の芽といえば山椒の若芽を指すが、山形ではこのアケビの新芽のことを言う。

花を見ながら木の芽のお浸しで一献。ビールもまたよし。
口の中いっぱいに春が広がっていく。
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一気に開花!


長〜いゴールデンウィークも終り、たくさんのお客さまで
賑わっていたペンション村も、元の静けさのなかに佇んでいる。

風景は一変しました、10日ほどの間に。
辺りの山々の木という木の、芽が急に動きはじめて
まるで、生き物が眠りから覚めて伸びをするように大きく膨らんで来た。
庭にあるナナカマド、ナラ、カエデ、モミジの高木やツツジ、
ドウタン、リョウブなどは葉の展開を毎日眺めては
「膨らんだ!」「開いた!」と、生中継ごっこを楽しんでいる。

4日の朝にポチッと5つ6つ開いたウラのオオヤマザクラが
5日の陽気に当って一気に開いた。
あらららと、見るたびにぐんぐん開いていき、ほぼ満開になった。
連休最後の日のお客さまに間に合った!
夫は大わらわでライトアップの為の準備を整えた。
私は仕込みのスピードを上げつつ、ときどき外へ出て眺め、
濃いピンク色の展開を楽しんでは仕事に戻る。
夕方チェックインのお客さまは一様に喜んで下さった。
特に窓に大きく花が映える客室に割り当ったお客さまには
とても喜んでいただけた。
夕方からライトアップ。
ピンクが濃いので、妖艶な感じすらする。
夕食後外へ出て楽しむ人や他のペンションのお客さまも
三々五々訪れて見上げては歓声が上がる。

私個人は何でもかんでもライトアップするこのごろの風潮には?マーク
なので、この桜のライトアップも最小限の時間だけ。
夕べは雨が降りはじめたし、お客さまは0なので休み。
あと何日楽しめるだろうか。
少しでも長く咲いていてくれますように。
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初採り椎茸

冷えるなと思っていたら案の定、今朝はうっすらと雪化粧。
寒さの中、今日はペンション村周辺のゴミ拾い。
着ぶくれて、ゴミ袋を持ち、蔵王温泉への上り道を右へ左へと拾いながら進むが、
かじかんで能率が悪い。例年よりも、ゴミの量が少なく、1時間程度で終わった。
モラルが上がったのか?ンなワケないよねぇ、急に。
通行量が減ったのよ、やっぱり。

さて、安手の謎かけ問答のようだが、
雨のあと冷えたら?そうキノコ類はそんな時成長する。
ほとんどのキノコは「秋」が旬。
なのにウチで菌を打った丸太ン棒にでる椎茸は、いつも春に大きくなる。
秋にはほんのわずかしか採れない。
「きのこ」の本を見ていた夫が、「天然の椎茸の旬は4月だど!」
天然の椎茸にはいまだお目にかかったことはない。
八百屋やスーパーにはキノコが途切れたことはなく、
椎茸をはじめ、エノキダケ、シメジ、ヒラタケ、マイタケ、エリンギなどなど、
種類も増えて、旬がいつだったかなど忘れてしまいそうだが、
買い物に行ってキノコを買わないことはないくらいに、キノコ好きの私にはとても嬉しい。

今年の初採り椎茸はシンプルにバター炒めにして、夕食の卓に上った。
肉厚で歯ごたえもよく美味しい。
菌を打ってから数年経つので、そうたくさん採れるわけではないが、
あと何回かは味の濃い椎茸が楽しめそう。
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明新館高校 春の合宿

きのう一日雨が止み、今朝からまた雨。ずい分寒い。
春霞というとのどかだが、そうではなくて冷たい霧が垂れ込めている。
里の桜は雨に打たれ、散りはじめていて、前線は山へと上がって来た。中腹辺りが
、満開になり、ここから3kmほど下った権現堂(ごんげんどう)地区にある、
枝垂桜はみごとに花をつけて、道行く人たちを楽しませている。ここ4〜5年は、
中高年のカメラマニアがずらり。カメラを構えて並んでいて、人気の高さがうかがえる。ピンクの花色が濃く、枝垂れた様には絵ごころを誘われる。

今日から、明新館高校の春の合同合宿が4軒のペンションに分宿して始まった。
放課後、練習が終わってから帰って来るので、夕食は8時過ぎになる。配膳や食後の食器洗い、片づけを終え、ミーティング、学習、入浴とスケジュールはビッシリ!
明朝は6時の朝食後、また片付けと各部屋、トイレ、浴室の清掃と忙しい。7時に登校後、朝練習のあと授業・・・。休む時間は殆どないので、たぶん授業中に眠たくなるのだろうね。

入館してすぐの彼らの挨拶はいつも清々しくて、特にまっすぐな眼には参ってしまう。
眼を見てキチンと挨拶できる若者(大人でも)が少ないと感じているこのごろ、
この視線は一服の清涼剤以上の効果が私にはあり、これからの3日間、とても気分よく過ごせそう。
合宿生活すべてが学習ととらえて精進する彼らに、私たちにできることは、美味しい食事を用意することぐらい。パクパク残さず食べてくれる様子はとてもたのもしい。
3日間、ヨロシクね!
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味噌作り 春編

待ち望んでいた雨が、今朝から降りはじめた。
まっすぐで穏やかなやさしい雨が、地中へ深く深く浸みていく。
芽を出す仕度が整った、あらゆるものたちへの慈しみの雨。
明日から、景色のひとつひとつがとても楽しみになってくる。

先週から今週にかけては用事が集中していて、とにかく忙しい。
スキーシーズンが明けるのを待って、次々にいろいろな用事が
入ってくるので、ややもするとシーズン中よりも忙しくなる。
ここの村も11人の組織だが、来月の年度替りに向けて会合が
繰り返し持たれている。

その合間を縫って、今日は4軒分の味噌を仕込んだ。といっても
各ペンションで煮た大豆を各自がここへ運び込み、
華の会の漆山さんのご好意で借りることが出来た年代物の、
手動「みそ切り器」で合同で味噌切りをし、樽へ仕込んだのだ。
大豆も麹も桂子さんが手配してくれて、予定よりも少し遅れてしまったけれど
念願かなって今日の仕込みにたどり着いた。
私と、とも子さんは応援隊として、一足早く経験したことを伝えながら手伝い
手も口も賑やかに動いて、午後からの楽しいひとときは
あっという間に終わった。
秋には出来上がった味噌を持ち寄り「手前味噌」自慢大会を開く予定。
楽しみ〜。
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里のお花見おあずけ。

13日に桜の開花が宣言された山形。早いところでは満開に
なりつつあったのに「花冷え」どころか「花凍え」そうなほど
朝晩は寒く、先日は小雪が舞った。
ここでは一昨日と昨日の朝は辺りが白くなる位積もったが
日中はさすがに消えた。気温も戻りつつある。
「4月の木の股折れ」と言ってドカ雪に見舞われたり、
ゴールデンウィークに雪! ということも、たまにはあるので
気は抜けないのだが、もう冬タイヤは脱いでしまったのでヒヤヒヤする。

ここから車で20分程のところに、上山の桜の名所「行在所(あんざいしょ)」が
ある。明治天皇が山形行幸の折訪れて、蔵王の山並みを仰いだところから
「行在所」と呼ばれ、今は「みゆき公園」と名称が変わった。
山形県側から、蔵王連峰を一望できて、しかもその姿が美しいのは
ここが一番と思う。
ここにソメイヨシノが植えられたのは、いつのことなのかは調べていないので
不明だが、私の子ども時代にはもう既に花見の人で賑わっていた。
今は公園の入り口に郷土の生んだ大歌人「斎藤茂吉」の記念館がある。

春の訪れが異常に早かった3年前の4月15日(なぜか日時まではっきり
憶えている)満開の桜を家族総出で見に出かけた。
ポカポカ陽気で、桜の木と木の間の空いた処へゴザを敷き、「花も団子も」派の
私たちは持参した花見弁当を広げて、桜を愛でながら小半日ほどのんびりと過ごした。
あれ以来訪れていないので、今年こそは行こうねと皆で楽しみにしていたが、
桜の満開にこちらの予定が合いそうもない。う〜ん、残念!

順調に気温が推移すれば5月上旬には裏のサクラが咲くので、
今年は、ウチの庭でのお花見だけということにしよう。
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これって腱鞘炎?

利き腕は右。
右手の人差し指と中指の付け根から手首にかけてと、
手首から腕の関節までの筋肉、そして肩までと肩。
2月頃から鈍痛があった。
日常よく手は動かす方だが、特別・・・ではない。
使いすぎる程使っているわけではないので、そのうちに良くなるだろうと思っていた。
このごろ頭の右下の方まで痛み、というより凝り固まっているような重苦しさが時々襲うようになった。
風呂ではもみほぐすようにブルブル左手で刺激してみる。
腱鞘炎かなぁ?
もともと、自分のことはさほど深刻に考えないノー天気な性格なので、
風呂上りにさっぱりすると忘れてしまうし、寝付きがいいのですぐ朝になる。
朝は調子がいいので忘れている。
午後あたりから指のつけ根がツーンと来たりする。
でも瞬間的な痛みはすぐ忘れる。
夕方頃に腕まで来る。夜は肩まで。
まあざっとこんな調子の2ヶ月間だった。
暖かくなって来たので、良くなるかもと期待しているが、今までの仕事にプラスして、外の仕事が加わるので、どうかなぁ?
こうして少しずつ老化はやってくるのだろうね〜。
(もうやって来ているじゃないの!?)
わたくしごと | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

愛しのクリスマス・ロ−ズ


東側の軒下にうず高く残っていた雪も、
今月に入ってから毎日、夫が少しずつ崩してくれていたおかげで、
ずい分なくなりあともう僅かになった。

7〜8年前、ナナカマドの株元に植えていたクリスマスローズを
3年前に、東側ではいちばん早く雪がなくなる、出窓の下に移した。
眠っていた芽が、ここのところの暖かさで急に膨らんで大きくなり
きのう、ほんの少し開いた。
ようやく目を覚ましたものの、まだ恐る恐る陽ざしを探しているふうな姿が、
愛らしく、いじらしい。

落ち着いた赤紫色のシックというより渋い色合い、
ぞうげ色のしべは、まだつぼんでいて固い。
このうつむき加減の花姿、シックな色、
花期も長く、切花にしてもナカナカ、最近人気が高いのも頷ける。
「可愛いね、素敵だよ、めんごいな、ビユーリフォー・・・。」と、
ありふれた、ありったけの形容詞を連発して、
ひと冬、ドングリの枯れ落ち葉に守られて、
雪の重みを受け止めていた外葉をていねいに切り取り、
若葉を伸び易くしてやり、水分補給に残り雪をあてがった。
雪の白をバックにしたら、急に生き生きとして見えた。
雪がとても似合う!
「クリスマス・ローズ」そう これは暖地では冬の花なのね。
6株のうち4株はまだ眠っている、毎日のぞく楽しみが増えた。

里では、梅がまんかいで、ほんのりピンク色の紅梅は桜かと見まごう花ざかりだ。
桃、杏も咲き、マンサク、レンギョウの黄色は特に目を引く。

桜ももうすぐ。いよいよ春だあ。
庭まわり | permalink | comments(0) | trackbacks(0)
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